Designer デザイナー

小泉文人|Ayato Koizumi

01_01

自然や人と結びつき、
生きていくために充実した住まいを。

よりよく生きていく環境・空間を得るために、現代人が失った自然との絆を取り戻し、人として生きる根源的な豊かさを求めていくことを設計の理念に掲げる小泉氏は、毎朝、練馬の自宅から自転車で通勤しています。雨の日もレインウエアで自転車通勤しており、「その日の気分で通勤路を変え、さまざまな道を楽しみながら走っていると、街には建築家の感性を刺激するたくさんの出逢いがあります」と嬉しそうに話します。都市のスケール感や距離感、昨今の宅地状況、街の人々の暮らし方、そして季節の移り変わり・・・。自動車や電車で移動していると気付けないことも小泉氏は日々の中で感じ取っているのです。
そんな彼がめざすのは『五感に共鳴するモノづくり・すまいづくり』です。いにしえの人が美しいと感じた空・風・光・水・緑・大地。それらとの繋がりを感じ、移りゆく季節とともに生きる。そのような世界の実現のために、住宅とライフ空間が繋がるようなオープンな設計を模索・実行しています。外界から閉じるのではなく、逆に開かれた住まいづくりをめざし、必要に応じて閉じることができる。自然や人と程よい距離で結びつき、日々の中で絆を感じられてこそ、人が生きていくために充実した住まいになると小泉氏は考えています。



01_02

人間らしい感性が息づき、
家族を見渡せるキッチンに。

小泉氏曰く「住宅の基本はキッチン」とのこと。キッチンがあってこそ住宅であると話し、プランニングではキッチンを中心に提案。家の中心となり、後ろにさまざまなモノが控えるキッチンを「奥のある空間」ととらえ、キッチンに立った時に、住宅のすべて、家族のすべてが見渡せるプランニングを得意としています。「そこに立つ奥さまは家族の司令塔ですね」と微笑ましく話す表情には、そこに住む家族を思いやるからこそ、生きることに真剣に向き合い、設計にいかす姿勢がうかがわれます。
また木材の扱い方など現場の大工から学ぶことが多いという小泉氏は、ヤジマのシステムキッチンを「研磨や溶接など、最後は人の手で行い、人の感覚で良いと思うものを人が作っているところが素晴らしい」と高く評価しています。現場の大工同様、ヤジマのシステムキッチンにも高い専門性と人間らしい感性が息づいています。その良さを感じ取ってくださった小泉氏。設計にもヤジマのキッチンの素晴らしさがいかせるようにと意欲をみせています。

小泉文人

小泉設計一級建築士事務所
一級建築士 大臣認定 第274303号
日本建築学会会員・東京建築士会会員

1968年 秋田県鹿角市生まれ
1987年 神奈川県立厚木高校卒業
1991年 東北大学工学部建築学科卒業
1991年 株式会社坂倉建築研究所
・東映大泉ビル(東京都練馬区大泉学園)
・仙台市富沢遺跡保存館(宮城県仙台市太白区)
・桐生市市民文化会館(群馬県桐生市)
・菊池寛実記念智美術館(東京都港区虎の門)
・川越市立美術館(埼玉県川越市) などを担当
2004年 小泉設計一級建築士事務所設立
・桜台のすまい(練馬区桜台)
・田柄のすまい(練馬区田柄)
・田園調布南のすまい(大田区田園調布南)
・北沢のすまい(世田谷区北沢)
・小金井のすまい(小金井市)
・北烏山のすまい(世田谷区北烏山)